升組の升作りから足掛け10年にして完成に辿り着けました。思えば幼い頃、父親に肩車されながら菅谷神社の天保神輿の宮入が遠い記憶の中にあり、My神輿制作に至った原点かと思います。
相州神輿と言われる神輿は多々ありますが、そのほとんどは制作年代、制作者、制作過程が記録に無いのが現状です。今回独自で制作するに至り、色々な制作方法があると思いますが、制作方法の一つとして参考にして頂ければと思います。
また、記録に関しては、ホームページ「定年どっこい」を開設している三橋先輩が永きに亘り、写真やコメントを細かく掲載して頂いたことに感謝申し上げます。
終りになりましたが、150を超える神輿の写真を撮って感ずることは、神輿は地域の文化であり、宝物だということ。神輿を通じて地域のコミュニケーションづくりがこれからも活発に行われることを念じてやみません。
長い間ご覧いただき、ありがとうございました。
以上 (2021年)令和3年9月26日 完
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