神輿工房@YAMAZAKI-7
神輿製作 平成30年 

 (平成30年8月27日)
 
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 台輪に寒冷紗を貼っておいたのですが、細かなひび
割れが発生、仕方なくカシュー全てを剥がしノミ跡
に下地を塗ったところ。
 
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 台輪全面にパテを塗ったところ

 
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    彫金屋さんからコストを抑えるため、鳳凰の頭の部分を木彫りで作成してもらえれば後は型を取って
   鋳物で作り、胴は打ち出しで作ってくれるとの事。
    この鳳凰の頭部は菅谷神社の鳳凰を参考にした。
作成方法は板に骨組みとなる棒を立て、その周りに
   太めの紐を巻き、粘土を被せ、後は竹の「へら」で形を整えた。

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    粘土で作った見本を参考に檜の角材に一度彫ってみた
 
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  彫った見本をコピーして大きさを変えてみた。左側は鶏冠を
10本にし大きさを80%で設定、右側は鶏冠
 を
9本の90%でコピーを取り、板にはカーボン紙で写した。

 
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80%で作成した頭部だがこれでも大きいことが判明 
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 再度頭部の嘴の先から頭部の鶏冠の付け根までの長さを6.5cmで再度書直しした。首の曲がり具合も田んぼで飛んでいる白鷺を参考にした。ちなみに4尺の神輿の鳳凰を実測したところ、頭部が12cm、鶏冠の最上部から首の付け根まで20cm、胴の厚み10cm、長さ25cm、尻尾の長さ65cmと判明、この割合で現状の屋根幅100cmにうまく収まることが出来そう。ちなみに菅谷神社とよく似た鶴嶺神社の鳳凰も参考にした。
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